こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
人生を過ごしていく中で、課題にぶつかることは多いかと思います。
課題という壁を乗り越え、またその先に現れる壁を乗り越えていくのが人生における成長であり、本来僕たちが歩むべき人生です。
ですが、この過程を踏めない人がいます。
もしかしたら、人によっては心当たりがあるかもしれません。
何を隠そう、過去の僕がこのタイプでした。
目の前に壁が現れたらその壁を登るのではなく迂回しようとしたり、そのまま引き返そうとしたりと、壁と向き合うことから逃げ続けていたのです。
そんなことをし続けた僕の人生は、全く進展のない逃げの人生となってしまっていました。
今は人生態度も変わり、自分の人生と向き合えるようになったからこそ、声を大にして言いたいことがあるんです。
本当の自分から逃げないで欲しいんです。
本当の自分から逃げていては、あなたの人生は始まらない。
あなたが心の奥底で願っているような人生は、あなたが本当の自分と向き合い始めたときに現れるのです。
本当の自分
なぜあなたは本当の自分から逃げたくなるのでしょうか。
それは、本当の自分が受け入れがたいほどに未熟だからです。
どこか足りない部分があり、本当はそのことが自分でもわかっているのに、それを認めることはあまりにもツラい。
だからあなたは本当の自分から目を逸らし、逃げているのです。
僕たちというのは大抵が未熟です。
ダメなところばかりで、情けなくて、あるべき姿とは程遠い。
本質的にはそんな存在だから、表面上をどれだけ取り繕って生きていたとしても、そんな自分が垣間見えてしまう。
そしてそんな自分が、人生に問題を起こしてしまう。
問題の原因は自分の未熟さだと気づいているのに、どうしても認められなくて、反省もできず、成長することができないから、何度も同じ課題にぶつかってしまうんです。
本当の自分と向き合わないと、人生は変わりません。
ダメの自分と相対し、そんな自分を受け入れない限りは、人生は好転していかないのです。
強がるな
僕の職場に、自分の過ちや幼児性を認め得ることが出来ない人がいました。
何回も同じ間違いを犯すし、注意をされても自分は悪くないの一点張りで反省の色が見えない。
そうこうしているうちに、別の部署へと移動になってしまいました。
彼は移動になってしまったことに悔し涙を浮かべていたそうですが、やはり言葉では自分は悪くないから変わる必要はないと述べていたそうで、僕としてもすごく残念な気持ちになったものです。
強がってちゃ意味ないんです。
自分の未熟さが原因で問題が起きてくれた。
成長するためのチャンスです。
ですがこのチャンスを、彼は強がるという逃げの選択をすることで、無駄にしてしまったんです。
またいつか、同じような問題が起き、その度に逃げるか向き合うかの選択を迫られるのでしょう。
本当の自分から逃げても、本当の自分というのはまるで影のように自分について回ります。
本当の自分からは逃げられないんです。
どれだけ目を背けても、本当の自分が未熟で、どうしようもないという事実は変わらないのです。
だから向き合わないといけない。
逃げたい気持ちもわかるけど、そこで逃げてたら成長はありません。
逃げた先にあるのは、変わらない毎日です。
変わる勇気を
本当は変わりたいんでしょう。
今のままの自分じゃダメなことも分かっているんでしょう。
だったら弱い自分を認めるくらいの勇気を持ってみませんか。
嫌な自分と正面から向かい合い、そんな自分でも良いと許可を出してあげませんか。
自分が認めずにいたら、いつまで経ってもあなたは苦しいままなんです。
だれかがあなたを認めなくても、あなたがあなたを認めれば、それでいいんです。
僕は10年ほど、自分から逃げる人生を過ごしてきました。
みんなにダメな奴だと思われたくなくて、自分を偽ってまで生きていました。
でも、その生き方は間違っていました。
逃げ続けていたから10年も成長しなかったし、何の変化もない人生を歩んでいたのです。
向き合ってから人生は確実に変わり始めたんです。
如何に自分が情けなくて、ダメで、弱い存在かを認めたときに、初めて僕の人生は進み始めたんです。
経験したからこそあなたにも変わってほしいと思うんです。
誰だって変われるから。
ちゃんと向き合えば、自分の人生は好転していくから。
大切なのは、あなたの変わりたいという気持ちです。
あなたに気持ちさえあれば、現状のあなたがどんな人間であれ、あなたらしい人生を歩むことが出来るのです。
一緒に歩きましょう。
僕自身もやっと自分の足で歩けるようになったばかりです。
少しだけ先を歩きながら、あなたがよりよい未来を歩めることを祈っています。