【脱欠乏感】足りない人生から豊かな人生へ

欠乏感を解消して、なりたい自分に。

執着を手放す方法

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

依存と聞いて良いイメージを浮かべる人は少ないのではないでしょうか。

それは、依存心が執着を生むからであり、執着を手放さない限り苦しみは長く続いていくからです。

執着というのは手放そうとしても簡単に手放せるものではないからこそ、多くの人が苦しんでいるのです。

 

ですが手放すことが可能なのであれば、手放したいと感じる人がほとんどなのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、執着を手放す方法について考えていきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

執着が生まれる理由

まず執着を手放すために、どうして執着が生まれるのか理解していきたいと思います。

 

執着というのは依存心から生まれます。

何かに依存している状態、つまりは「これがないとダメだ」という状態に陥っていると執着というのは生まれるのです。

 

考えてみれば当たり前で、依存している状態というのはその対象を大きく重要視しているということです。

だからそんな重要なものを失うことを人は恐れます。

 

それがなくなってしまうことはあまりにもツラい。

だから必死に手に入れようとするし、必死に手放さないようにするのです。

 

では、執着を生むのが依存であったとして、依存はどうして生まれるのでしょうか。

 

依存を生む原因、それは欠乏感なのです。

 

欠乏感が依存を生む

欠乏感が依存を生み、依存が執着を生み、その執着が不幸を生む。

この流れは理解できると思いますが、どうして欠乏感が依存を生むのでしょう。

 

それは、依存している対象があなたの欠乏感を満たしているからなのです。

 

例えば、あなたが恋人に依存しているとしましょう。

あなたは恋人に依存しているため、恋人を失うことを強く恐れます。

まさに執着している状態です。

そして、恐れているが故に恋人に嫌われることを避けようと迎合したり、自分を偽ったりと本当の自分で生きることが難しくなっていってしまうのです。

 

もしかしたら心当たりがある人もいるかもしれません。

ではs、どうしてそこまで恋人に強く執着してしまうのでしょう。

 

それは、恋人の存在があなたの欠乏感を満たしているからです。

 

あなたは自分自身がどこか欠けているという感覚を持ち合わせています。

それは愛情飢餓感かもしれないですし、自己無価値観かもしれません。

 

その何かしらの欠けている部分を「恋人がいるという状態」が満たしてくれるわけです。

恋人がいるから、自分は愛されていると感じることが出来る。

恋人がいるから、自分は愛される存在だと信じることが出来る。

恋人がいるから、自分は価値のある人間だと認めることが出来る。

 

でも、恋人を失ってしまうと、この欠乏感を大きく感じてしまうことになる。

いままで感じなくてよかった苦しい感覚を、味わうことになってしまう。

 

それが嫌だから人は依存対象に執着してしまうのです。

 

執着を手放すには

執着を手放すにはどのようにしたらよいのでしょうか。

執着を手放すということは、依存を手放すということであり、依存を手放すということは、欠乏感を手放すということになります。

 

つまりは、自分には足りていないと感じることをやめてしまえば、欠乏感を手放すことができ、依存も執着もしなくなるのです。

 

そこで大切になるのは、欠乏した人生を受け入れることです。

欠乏感とは、欠乏を受け入れられないからこそ生まれる感情であり、欠乏を受け入れている人は欠乏感を感じることはありません。

 

欠乏した自分として生きると決意するのです。

欠乏していたら、嫌なことが起こることもあるでしょう。

そういった結末も全て甘んじて受け入れると腹を括り、足りない自分として生きていくのです。

 

欠乏していることは決して悪いことではありません。

世間では悪いと言われていることだとしても、本質的に物ごとには善も悪もなく、そこにあるのは事実だけなのです。

 

欠乏している自分なりに、その自分の人生を歩む。

それが欠乏感、依存心、執着を手放し、精神的に自立して生きるようになるために必要なことなのです。

 

 

 

まとめ

執着を生むのは依存であり、依存を生むのは欠乏感です。

だから、欠乏感を解消することが出来るのであれば、依存も執着もすることなく生きることが出来るのです。

 

どうしても自分の欠けた部分を埋めたくなってしまうのが人間です。

しかし、欠けているものは欠けているのだと、腹を括って諦めることも時には大切なのです。

 

ないものに目を向けるのではなく、あるものに目を向ける。

sどういった人生態度が、あなたの人生をより良くしていくのでしょう。

 

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