【脱不幸論】自分の幸せが見つかるブログ

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

自分を好きになれない理由

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

www.takeuchipsychology.com

先日こんなコメントをいただきました。

婚活しても結婚出来なかった、パートナーも出来ないモテない自分を恥じているし知られたく無いです。自助努力しても大多数が普通にしてる事が出来ない自分を好きになりません。

ダメな自分自身を好きになることが出来ない。

こういった人は多いのではないかなと思います。

 

自分を好きになれないと生きているだけで生き地獄となってしまいますし、不幸から目を逸らすことはできても、幸せに向かって歩んでいくことはできません。

 

自分を好きになれた方が良いのは分かっているのに、どうして自分自身を好きになることができないのでしょうか。

今回はいただいたコメントをベースに、自分を好きになれない理由についてお話していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

他人軸に生きる弊害

婚活しても結婚出来なかった、パートナーも出来ないモテない自分を恥じているし知られたく無いです。

結婚が出来ないこと、モテないことがダメなことだと感じているから、そんな自分を恥じてしまう。

人には見せられない自分だと感じて、無意識に人に知られないように生きてしまう。

知られることに抵抗を感じてしまう。

 

自分をダメであると自認していると、その自分を許すことが出来なくて、生きづらさを感じてしまいます。

これは恋愛のことに限らず、どんなことでも起こり得る葛藤です。

 

こういった、自分を認められないという現象がどうして起こるのかというと、人に認められることを重視しているからです。

更に言うと、他人軸で生きてしまっていることが原因になっています。

 

僕自身、社会的地位が低いということに強いコンプレックスを感じ、そんな自分を認めることが出来ずにいました。

仕事の話になるたびにどことなく自分の胸が苦しくなり、その場から逃げだしたくなった記憶があります。

 

なんでたかだか社会的地位が低いだけで、ここまで苦しい思いをしてしまっているのか。

それは、他人の価値観に従っているからなのです。

 

社会的地位が低い人は負け組だ。

社会的地位が低い人には魅力がない。

社会的地位が低い人には人権がない。

 

インターネットには心無いこういった価値観が蔓延っています。

自分の軸がない人間がこういった価値観のある環境で生きていれば、その価値観を採用してしまうのは当たり前で、それによって自分を認められなくなるのは必然とも言えます。

 

コメントでいただいた、結婚できない自分、モテない自分を恥じているというのも、全く同じです。

 

結婚できない人間は恥ずかしい。

女の幸せは結婚なのだから、女性は結婚するべきだ。

モテないということは他人に認められないのだから価値がないということだ。

 

こういった、精神的に未熟な人間が言い出したどうでもいい価値観を、他人軸であるが故に採用してしまっている。

これが生き苦しくなってしまっている原因なのです。

 

それの何が問題なのか

結婚できないことの何が問題なのでしょう。

モテないことの何が問題なのでしょう。

 

結婚してようが結婚してなかろうが、変わるのはあなたが結婚しているかどうかというステータスだけであって、あなたの本質的な価値は変わりません。

あなたの本質的な価値、つまりあなたがどんな人間であるのかという、重要な部分は全く変わらないのです。

 

あなたは結婚していれば人に認められると思っているし、批判されないと思っているのでしょうが、別に結婚をしていても認められない人は認められないし、批判される時は批判されてしまいます。

あなたが期待しているようなものを、結婚は保証してはくれません。

 

そもそも、結婚が出来なくて苦しいのは、結婚を欲しているのに結婚ができないからではありません。

結婚することで、他人から批判されない、認められるという安心が欲しいから、結婚というものを欲しがっているのに、それを得られないから苦しいのです。

結婚は愛している人と共に過ごすためのツールであって、人に認められるためにするツールではありません。

 

どこに価値を置くかなのです。

他人に批判されず、認めてもらえる人生を追い求めるのか、自分はどんな人間で在りたいのか、どちらを選ぶのかが大切なのです。

 

他人に認めてもらうとか、他人から好かれるとか、他人から批判されないとか、他人というコントロールできない要素に価値を置いてそれを得ようとするから、自分ではどうしようもなくなって苦しくなってしまいます。

 

自分でコントロールできることに価値を置きましょう。

他人の評価はコントロールできませんが、自分の評価というものはコントロールできるのです。

自分自身が自分を評価できる生き方、つまりは自分なりに正しい生き方が出来ているかどうかが大切なのです。

 

それ、地球最後の1人になっても欲しいですか?

他人軸ではなく、自分軸で生きることが大切なのはわかるけど、肝心な自分軸が分からないと言う人は多いのではないかなと思います。

今まで自分の価値観に目を向けずに、世間の価値観に従って生きてきたあなたにとって、急に自分軸で生きろと言うのはなかなか酷な話です。

 

そこで自分軸と他人軸の判断に使ってほしい考え方が「この価値観は仮に自分が地球最後の1人になったとしても従いたいかどうか」という考え方です。

 

僕で言えば、自分が地球最後の1人になったとして、社会的地位を欲しいとは思えません。

僕が社会的地位を欲していたのは他の人に認めてもらうためであって、自分以外に誰もいないのであれば、社会的地位を欲する必要はないのです。

 

結婚も、モテることも、自分が地球最後の1人だったら必要ないのではないでしょうか。

そもそも物理的に相手がいないと成立しない願いなので、仮にアダムとイヴのように地球上に残った最後のペアだったとして、そこまで渇望するでしょうか。

きっと渇望はしないですよね。

 

こうやって自分が地球最後の1人だと仮定し考えていくと、他人軸の価値観いうのは浮き彫りになってくるのです。

そういった他人軸的な価値観は手放し、自分が地球最後の1人だとしても従いたいと思える価値観に従って生きること、それが自分を苦しめない生き方なのだと思います。

 

 

 

まとめ

自分を好きになれないのは、他人軸で生きてしまっているからです。

他人の価値観に従い、その価値観からはみ出してしまっている自分を、どうも認めることが出来ないのです。

 

自分軸で生きることを大切にすることです。

人の価値観ではなく、自分の価値観に従い生きることが大切なのです。

 

そこで、今自分が抱えている価値観が他人軸かどうかを「自分が地球最後の1人だとしたら」という観点で考えてみるのです。

 

そこで価値観を精査し、他人軸として抱えていた価値観を見つけることが出来たら、その価値観を捨ててしまいましょう。

別に認められなくてもいいやと、勇気を出して苦しい選択をするのです。

そういう生き方が、執着心を手放していく生き方が人生を明るくしていくのです。

 

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